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2020.03.22

【カテゴリ】子育てのコツ

自分から勉強する子どもの育て方〜引き算の子育て3

こちらの記事の続きです。

自主的に勉強する子どもの育て方〜引き算の子育て1

自主的に勉強する子どもの育て方〜引き算の子育て2

今日の内容を一言でまとめると

・子どもの「楽しんでいる」を邪魔しない

・勉強の枠を「机で紙とえんぴつ」に限定しない

・勉強を罰に使わない

・勉強してよかったことを見せる

です。

 

子育てってついつい

子どもにあれこれやってあげたくなったり、手取り足取り教えたくなったり、

足し算しがち。

 

親としては

子どもに幸せになってもらいたい
人気者にならなくてもいいけど、嫌われないようにしてあげたい
できれば、いろんな体験をさせてあげたい
勉強できない、運動できない、で困ることの無いようにしてあげたい

と、いろんな

「〇〇たい」(願望)を考えます。

 

わかります。

私も親なので、息子を見ていて本当によく思うんです。

ああ、困ったらかわいそうだな…

って。

 

でも、そういう「親心」が実は

子どもの知的好奇心や自尊感情を実は傷つけているんじゃないか

と感じることもしばしば。

 

「助長」という言葉の古事成語を知っていますか??

植えた苗が早く育つように引っ張ってあげた。

→引っこ抜かれて枯れてしまった。

http://chugokugo-script.net/koji/jochou.html

という内容です。

こういうことを多くの大人が子どもに対してやっています。

 

子どもに対して良かれと思ってやっていることのほとんどは

子どもの成長を妨げているのかもしれません。

 

1 (one) 良かれと思った一言で子どものやる気を削いでませんか?
もっとこうしたら??

これは子どもにこんなふうに届きます。

ありのままの君は合格点に届いてないよ

本当に、余計なお世話です。

 

えらかったねー

これは、つい言ってしまいがち。

私もよく言ってました。

でも、これだと

能力があることにしかやらない」
「褒められるようなことをやる」

という好奇心とは関係ない評価を重視するようになってしまいます。

つまり、失敗が怖くなるんですね。

 

また、

えらいねー
すごいねー
才能あるねー
センスあるねー

と言うような、努力ではなく元々持っている的なことを褒められると

確実に褒められそうなことしかやらなくなったりします。

私は1歳くらいから

頑張ったねー
よく思いついたねー
工夫したねー
新しいねー

に変えました。

褒めるときは努力とプロセス

が鉄則です!

 

あと、余談ですが

疲れたー

には必ず

がんばった証拠だね!!

と返していました。

疲れるのはいいこと

がんばるのもいいこと

がんばった証拠に疲れたなら

それは、自分のためにいいことをした

ということを伝えたかったからです。

 

褒めるのに言葉は案外いらなかったりします。

目を見てにっこりする、

それだけでも十分肯定的な思いは伝わります。

 

親はいつも子どもを「もっと良くしよう!」とする必要はなくて、

子どもを応援していることが伝わることが大切だったりします。

 

なので、不用意なアドバイスよりも、目をみて話を聞くことの方がよっぽどか「応援する」「肯定する」気持ちは伝わります。

 

2 (two) 子どもが没頭しているときに邪魔していませんか?
何してるの?

この一言、要りますか??

子どもが何かに楽しく真剣に集中しているとき

子どもに関わるのは単なる邪魔でしかありません。

安心して集中できるように距離を置くのが大切です。

 

3 (three) 自分の好き嫌いで子どもの活動をジャッジしてませんか?

本を読むのはいいけど、ゲームはダメ。

外遊びはいいけど、1人遊びはダメ。

とかく、親自身の苦手なことにはチャレンジさせたがったり…。

 

私は運動が潰滅的にダメなので、なんとなく子どもが運動しないと不安になってしまったりします。

(そういう自分に気付いて、なるべくそのことに敏感にならないように自分を客観的に見るようにしています。)

字が汚い人は、字をやたらと丁寧に書かせようとしたり、

自分が人付き合いが苦手だと友達との関係がすごく気になったり、

そういう自分のウィークポイントを子どもに照らし合わせてしまうことは、よくあります。

 

でも、子どもにとっては本当に余計なお世話です。

やりたいことをやる、それでいいし、

コンプレックスがあるなら、親自身が自分のコンプレックスに向き合って克服すればいいだけのことです。

これは、自分が気になるからやらせたいのか?

本当に子どもの役に立つということが確信持って言えるからやらせたいのか?

と自問することも必要です。

 

4 (four) 子どもではなく、あなた自身は「なりたい自分になる努力」をしていますか?

結局のところ、子どもはたまたま「保護者」としてあなたの元にいるだけで

あなたの所有物ではないのであなたの思い通りには育ちません。

 

例え、それがどんなに愛情に溢れた行為であっても

「拒否する権利」

というのもあるのです。

 

逆に、親として「ロールモデル」となることで子どもに対して

生き方とその結果を見せることができます。

 

これは、言うよりもかなり説得力があります。

 

嫌じゃないですか??

超太ったエステティシャンにダイエットの方法を教わるのは。

全然勉強していない親に「勉強しろ」って言われたら、

「お前がしろよ!」と言いたくなるのは、当たり前ではないでしょうか?

 

人は見た目が9割という「メラビアンの法則」は、

言行不一致の場合に起きるものです。

 

つまり、言ってることとやってることが一致しないとき

よりやっていること(表情なども含む)の方が説得力を持ち

相手はそっちを強く信じるということです。

 

口で「勉強しろ」という親が全然勉強していなかったら

多分、子どもは勉強しないでしょう。

 

親が子どもの基本的人権をないがしろにすると

子どもは自分の価値を高める活動をしなくなります。

 

つまり、子どもの行動を親の価値観や気分で

やるように仕向けたり、やらないように抑制したりすると

子どもは自分の価値観に自信が持てず

なんに対してもやる気がなくなります。

 

絵を描いてても、一生懸命真剣ならそのまま。つつかない。

勉強してても、自分の考えを持ってやっているならそのまま。つつかない。

 

子どもが一生懸命なことに対していつも同じ態度で接していれば、

子どもは自ずと勉強する子になります。

 

ここで注意してほしいことがあります危険・警告 (!)

例え自ら勉強しても、それを

「もっと長い時間やらせよう」

とか

「もっと回数増やさせよう」

とか思わないことです。

 

他人からノルマを課せられるととたんにやる気はなくなります。

気になることあったらいつでも相談乗るよ。

声かけてね。

というスタンスで子どもと接すると子どもは案外自分で考えて行動したりします。

子どもは本当に健気です。

親の愛情は無条件なことを言いますが

絶対に子どもの親への愛情の方が無条件だと私は思います。

(それを、いつかどこかでかなぐり捨てないといけないような子どもがいることも事実ですが)

 

そういう気持ちで子育てしていたら、

うちの息子は一人で勝手に勉強していたよ。

という話でした。

けどね、ゲームも真剣にやってるんですよ

 

遊びもするし、勉強もします。

私は全力で息子

好きだよー

応援してるよー

というメッセージを送っているだけ。

そういうずぼらな親です。

 

親を責めたいんじゃないんです。

子育てはもっと、軽い感じでいいかなーって思うんです。

子どもは優しいから親の期待に応えようとしてくれます。

もし、子どもとの関係が悪くても、

子どもは精一杯期待に応えようとした結果、できない自分にがっかりしていることも本当に多いんです。

 

余計なことをせずに、シンプルに子育て引き算していったら

親も子どもも案外、気楽な関係を作れるんじゃないかな、って思います。

 

親の愛情という名の「余計なこと」やめてみませんか??

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