2016.07.06
【カテゴリ】発達障害
落ち着きのない小学1年生にオススメのペンケース
今日のポイント
子どもが
自分から言ってくる
「困った」は
大チャンス
先日、息子が
寝る前のおしゃべりの時に
「かあしゃん、
Kくんねぇ。
学校で授業の時に
遅れるんよ。
なんでかわからんけど、
みんなはもう書いとって
Kくんはみんなより
遅いんよ・・・」
となんだか
しょぼくれた感じで
言ってきました。
先日の授業参観で
相当私はびっくりしたわけですが
息子は息子で
それなりに
気になってきたんだ、と
成長を感じました
(授業参観での私の衝撃はコチラ
自分では
聞いているつもりでも
なぜか聞き逃してしまう。
先生のお話が
イマイチよくわからない。
そんな思いを持っているようでした。
私なりの意見
聞いているつもりでも
あなた手悪さばっかりしてるよ
とかはあえて言わず、
ひとまず
「うんうん。
困ってるんだね。
がんばりたい気持ちがあるんだね。
それはとってもいいことだよ。
どうしたらいいか
一緒に考えよう。」
と受け止めて
おきました。
子どもさんが
お困りごとを訴えてきたとき
実はチャンスです
本人は
変わりたい
よくなりたい
という思いを持っています。
特に、
セルフモニタリング力
(自分を客観的に見る力)が
弱い
発達障がいグレーゾーンの
子どもさんは
自分が困っているということを
感じにくいことがありますから
感じた時は
大チャンス
ひとつひとつ
否定せず
「うんうん。」
と聞いてあげてください。
そして、
先生に相談してみる。
先生は子どもさんを
集団の中で見ています。
なので、
家とは違う
あいまいで突発的なことが
起りやすい状況での
子どもさんの様子を
知っています。
先生には
とても大事なことなので
そして、
連絡帳ではなく
封筒に入れたお手紙を
子どもに持たせました。
先生へのお手紙に書く内容
子ども自身が今困っていること
学校でみてほしいポイント
家での対応策でうまくいっているもの
先生も
一度の30人もの生徒を見るので
忙しいですし、
1人の子どもに
そこまでかまってはいられません。
だからこそ、
お願いしたいことは
「教えてください」
「困っています。
アドバイスをお願い致します。」
と簡潔に書きます。
先生からは早速お電話で
「指示を
口頭ではなく
黒板に書くなどしてみます」
と言って頂きました。
そして、
家でも対応できることは
対応します。
家での対応で
ありがちなのが
子どもに言い聞かせる
ほとんどの場合
意味がありません
子どもはわかっているんです。
それでも
できないから
困っているんです。
だから、
言ってきかせるよりも
うまくいっている時はないか
あるとしたらそれはどんな時か
うまくいく時と、上手く行かない時の
環境の違いは何か
それらを聞いて
環境を整えてみることを
オススメします
例えば、
息子の場合
困っているのは算数と国語の時間
キャップや鉛筆、消しゴムが
落ちて遠くに行ってしまう
ペンケースを開ける時
力がいっぱいいる
そんなことを
教えてくれました。
なるほど
もしかしたら
ペンケースが合わないのかもしれない。
今使っているのは
入学前に好きだった
スーパーマリオブラザーズのもの
妄想族の息子
きっとこのペンケースを
眺めているだけで
頭の中は
マリオと一緒に
サーキットにいたり、
クッパと戦ったり
新しいコースを作ったり
忙しいんだろうな・・・
あと、
2ドア(表裏に入れるところがある)は
向いてないんだろうな・・・
力がまだ弱いから
開ける時に力を入れすぎて
バンッって
こぼれちゃうんだろうな・・・
なので、
ペンケースを地味なものに変える 机の上のペンケースを置く場所を
指定する
これを息子に提案しました。
(先生には
お手紙にて連絡)
ワンドアで
中身が見渡せる
フタが戻ってこない
開け閉めに力があまりいらない
ガラが派手でなく妄想が膨らまない
そんなこちらのペンケースを選びました。
そして今日、
お風呂にて
「かぁしゃん、
今日はみんなに遅れんかったよ」
と
報告をもらいました
よかった
精神論とか
根性論ではなく
その子の持ち物や
環境に
目を向けてみてください
初めにマリオのペンケースを
買う時点で
私には予想できていたことでしたが
あえて
子どもの
「これがいい」
を選びました。
それは、
やっぱり自分で体験して
こけてみないと
わからないからです。
そして、
ちゃんと気づける力を持っている子だと
信じているからです。
今日も読んでいただきありがとうございます(*´ω`*)
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