2016.06.07
【カテゴリ】心理学
今の自分を劇的に変える自己成長の3要素
今日のポイント
自分を成長させると
見えない世界が見える。
突然ですが最近、
達成感を得られたことって
ありますか
達成感というのは
「がんばった」
「やり遂げた」
という思いで
自分自身に対して
「成長している」と
感じられることです。
私たちは普段
「平和で安全、
波風立てずに暮らした~い」
と思っています。
だから、できるだけ
毎日同じように過ごしています。
だから、自分を変えるのはとても
エネルギーのいることなんです。
だって、昨日上手くいったから
今日もうまくいく可能性も高いでしょ。
それは、
多くの大型動物ほど力の強くない
私たち人類が生き延びるために
遺伝子に組み込まれた知恵でもあります。
ただ、
私たち人類も動物ですから
より多用な環境に対応していく適応力と
種の存続のためのバリエーションというのは
拡げておく必要があります。
だから、
地球規模では予期せぬ自然災害、
個人レベルでは
ライフステージの変化や
子育て、病気など。
さまざまなライフイベントが起きることによって
種の存続がより確実になるように
仕向けられているのです。
そして、
それによって得られた変化を
「成長」と呼び、
自分自身が成長していると実感したときに
得られる感情を
「達成感」と呼びます。
今回は
この広島で新たな自分を発見し
成長した4人の勇者から
「成長」に欠かせない要素を
情熱大陸風(いや、ドラクエ風かな)に
紐解いていきましょう
2016年6月4日 広島
GET ORGANISED WEEKと題しての
ライフオーガナイズチャリティイベント。
集まった参加者は100人。
過去最高人数だ。
100人を前にして
緊張する2人がいた。
2人は
ともにライフオーガナイズを学んだ同期。
はじめは中国地方在住の
オーガナイザーから情報を集める役割だった。
が、
そんなことで終わるハズがなく、
登壇が決まった。
(しかも休んだミーティングで)
そこから何日も徹夜や打ち合わせ、
カラオケボックスでの練習、
2回のリハを経て
2人は大きく成長。
リハでは
「スライドがわかりにくい」
「2人の話がわかりにくい」
といった改善点を指摘された。
2人はすぐに家で
実践できる内容に加え
見事に要求を上回るわかりやすいスライドを
完成させて見せた。
笑顔を観客に投げかけながらゆったりと
かつ
絶妙なテンポで話し、
抜群のコンビネーションで
100人の聴衆の心をぐっとわしづかみにしたのだった。
ここに、2人の成長が結実した。
今回のチャリティイベントのテーマは
【片づけ迷子のあなたにおくる
~「これだ!」が見つかるリアルオーガナイズ~】
「お家をなんとかしたいけど
どうしたら良いかわからない」
「いろいろやったけど、
なんか上手くいかない」
そんな思いを持つ
ライフオーガナイズを学ぶのは初めて
という参加者に
「どうやって
ライフオーガナイズの考え方を伝えよう」
「どうやって
ライフオーガナイズによる
変化と可能性を伝えよう」
「そもそも、ライフオーガナイズとは
なんなんだろうか?」
そんな思いを抱え、
根源的な問いにまで到達し
【ライフオーガナイザー入門講座】までをも
受講しなおしたのが
3人目の勇者
中原 恵さんだ。
前日の夜中まで
スライドを確認、手直ししたという。
3人のオーガナイザーの事例をまとめ
かつ、
そこにライフオーガナイズの
基本的な考え方と
手順を入れるという超難題に
何度も何度も涙しながら取り組んだ。
そんな彼女が
当日意識したのは
笑顔。
観客をしっかりと見据えながら
笑顔で自分らしく話す
彼女の姿勢と
わかりやすくまとめられた内容に
多くの観客が
「うんうん」と
しっかりとうなづいていた。
彼女の成長は
その笑顔に集結された。
最後の勇者は、彼女。
「去年のチャリティーイベントで、当日ドアの開け閉め係だったお味噌ちゃんを。
司会に大抜擢っていう、とんだ大博打を仕掛けてくださいました。
決まった瞬間、正直、頭の中で叫んだんですよ。
ばっかじゃねえの?って…(今だから言えるやつ)。
LO中国チャプターってヤクザなんじゃねえかなって…。」
(花田さんブログ記事「いいわけ」より引用)
広島でも初期にライフオーガナイザーとなった彼女。
これまで多くの活動はしてこなかった。
が、
着眼点の鋭さ
軽妙なことば選び
キャラの使い分け
そんな隠れた才能を
隠しきれず、
司会に大抜擢された。
彼女は才能をみるみるうちに発揮させ
イベント当日はプログラムごとに
機知にとんだ
思わずクスッとさせるコメントで
開場を和ませた。
しかも、彼女は
思いついたことをどんどん形にしていく。
司会として話をする間に
内容をわかりやすくイメージさせるための
スライドも準備していた。
そう、彼女は
爪を隠した能ある鷹だったのだ。
こうして、2016年6月
広島に
4人の勇者が誕生した。
いかがだっただろうか。
彼女たちは
数年前まであなたと同じ
見る側だった。
それが
今では100人の前で
話をする存在となった。
何が彼女たちを成長へと
導いたのか。
私はそこに
「自己成長のための3つの要素」があると
感じている。
「自己成長のための要素」
背伸びすること
背伸びすると
遠くが見えるのと同じで
私たちも
普段確実にできていることから
少し足を浮かせて
不安定になることに
トライしてみると
これまでとは
全く違った景色が見えてくる。
「自己成長のための要素」
人のために働くこと
今ではよく聞かれるようになったことばだが
働く(はたらく)とは
はた(傍)をらく(楽)にすること。
すなわち、
自分の周りの人を
ラクに楽しくするために自ら動く
ということだ。
自分のためだけなら
甘えがでる。
でも、
誰か喜ばせたい人のためなら
普段以上の力が出せるものなのだ。
「自己成長のための要素」
サポートしてくれる仲間・メンター・賢者の存在
ハリー・ポッターの
ダンブルドア校長しかり
ビルボやフロドにとっての
ガンダルフしかり
勇者の成長には
それを導く賢者の存在が
欠かせない。
彼女たちの
北極星となって行先を示し、
ランタンとなって足元を照らし、
時には太陽
時には北風となった
賢者が5人いた。
彼女たちも
過去には勇者だった。
勇者は賢者となり、
新しい勇者を支える。
そして、
賢者自身もさらに成長する。
成長の前はとてつもなく
不安なものだ。
それは、
新しいことに挑戦しているという
サインなのだ。
成長すれば
新しい景色が見える。
それは、
不安に打ち勝ち、
自らの可動域を拡げたものにしか
見えない世界。
観客だった者が
勇者となり
そして、
賢者として成長する。
そこには
笑顔と
充実感と
達成感。
そして、
経験したという事実と
仲間がある。
だが、
そこに一歩踏み出すには
代償を払わなければならない。
それは、
あなたにしか払えないものだ。
それは
ちょっとばかしの勇気と時間。
つまり、
あなた自身を削る必要がある。
どんな小さな一歩でも
今までやったことのないことに
トライするのであれば
あなたはすでに勇者なのだ。
とまあ、やたらと時間をかけて
ストーリーテラー風に書いてみましたが、
今回のチャリティイベントは本当にすごかった
ご紹介した上記のみなさんはもちろん、
開場を設営したり、
当日の受付や案内で
お客様をもてなしたみなさん。
実行委員を始め全てのスタッフが
自らの知力と体力を出して
作り上げたイベントでした。
この様な場を作って
全国で運営する仕組みを作ってくださっている
日本ライフオーガナイザー協会本部のみなさんにも
感謝です。
(タテエツさん、お写真お借りしました)
もちろん、
ゲスト講師の岡部梨恵子さんには
本当に貴重な情報をたくさんいただきました。
そして、
開場に来てくださったお一人お一人。
みなさんが来てくださったことが
私たちの励みになりました。
「すごい発見がありました」
「希恵さんの思考の整理を受けたくて
来ました」
そんな風に言ってくださった方が
多くいらっしゃったこと
本当に感謝です
お客様の笑顔を見たら
とっても心が熱くなりました
みなさんの
変わりたい
もっと心地よくなりたい
もっと自分らしくなりたい
という思いが伝わってきました。
実は、今回一番成長してないなと
思ったのは私自身でした。
整理するのに時間がかかり
なかなか書けませんでした。
自分という枠から
出ようとしなかった。
可動域は安全地帯のまま。
人との関わりなくして
成長はないな、と
自戒を込めてのブログでした
ライフオーガナイザーにご興味を持たれたら
ぜひぜひ、
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