広島市安佐北区
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2016.08.22

【カテゴリ】発達障害

発達障がいを個人の責任だけにしないために。~みんなの学校を見て~

今日のポイント380255

学校って本当は

楽しいところ!

 


 

 

先日、お友達に誘われて

みんなの学校

という映画を見てきました。

 

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「みんなの学校」とは

不登校ゼロの学校

発達障がいの子どもも一緒に学ぶ学校

を目指して、

実践している

大阪の公立「大空小学校」での

1年間をドキュメンタリー映画に

したものです。

 

何度も何度も

涙が出ました。

 

そこには、

子どもも先生も

一生懸命自分に向き合って生きて

そして

お互いの成長を喜ぶ姿が

ありました。

 

 

自分自身を何度も何度も

振り返りました。

 

本当に

出来る限りのことを

やっているか

 

本当に

一人ひとりを

大切にしているか

 

本当に

やらんといけんことを

見逃してないか

 

・・・。

 

 

 

 

 

映画の中での

校長先生が

「本人は何も変わってないんだけど

周りの見方が変わったんです。

そしたら、脱走がぴたっとおさまりました」

と言っていました。

 

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そう。この言葉。

 

ここに

私たちが見えてないものが

あるんじゃないかと

思うんです。

 

 

現在の発達障がいの子どもたちの現状を

「個人の責任」

し過ぎではないかと思うんです。

 

本人がやる気がないから

本人がわかってないから

本人が・・・

本人が・・・

 

周りの見方というのは

以前、ここにも書きました。

子どもをダメにする「母親という病」にはまっていませんか?

 

この個人が

周りを困らせるという

見方。

 

「IP:患者としてみなされた人」を

作る考え方に

偏りすぎている。

 

そんな風に感じます。

 

 

それって、結局のところ

 

迷惑かける人

迷惑かけられる人

という構図になってないかなと

思うんです。

 

 

 

私が小学3年生だったか

4年生だったか

もしかしたら1年生の時だったかもしれません。

 

同じクラスに

Yちゃんという子がいました。

 

Yちゃんは

なんだかうまくしゃべれないし

つばを時々ぺっと吐いちゃうし

時々わ~っと叫んだりして

とにかく他の友達とは

ちょっと違っていました。

 

そんなYちゃんが

一緒に出来るように

先生は言いました。

 

👩🏻 「みんなでYちゃんを

助けてあげましょう」

と。

 

私は

「Yちゃん、こっちよ」

とか

「Yちゃん、それダメなんよ」

とか

「Yちゃん、一緒にやろう」

とか言って

Yちゃんと関わることが

度々ありました。

 

 

 

ある日Yちゃんが

ぺっとつばを吐いたのを見て

「汚いけぇ、よらんで!」

と言ってしまいました。

 

先生にとっても

叱られました。

 

でも、

私は釈然としない思いでした。

 

 

 

 

今思えば

私はYちゃんを

「お世話している」

そんな気持ちだったんです。

 

だから

Yちゃんは

いつもお手伝いが必要な子

私は

それを助けてあげる子

そんな風に思っていたんだろうと

そう思います。

 

 

結局、

Yちゃんをクラスメイトとして

見てなかったんですね・・・。

 

Yちゃんだから

助けてあげるんじゃなく、

 

困っている人は

誰でも助ける

自分のできることを

考える。

 

こっちが

必要だったんです。

 

 

「みんなの学校」を観て

まず思ったのは

クラスメイトがお世話してない

というところです。

 

もちろん

先生から

「声かけてあげて」

とか

言われたりしてますが、

 

でも

「かわいそうだから」

とか

「できないから」

とか

そういう理由じゃなくて

 

「困っているから」

ただそれだけです。

 

 

そう。

 

助けが必要かどうかは

困っているかどうかなんですよね!

 

困っていれば

障がいのあるなし

関係ない!

 

きっとどの子も

自分の困っていることについて

大人と一緒に

考えたり

やり直したり

できているんだと思います。

(映画だけではわからないけど)

 

どの子もまだまだ

発展途上だし

大人だって

みんな失敗するし

 

でも

この学校では

やり直しができる。

 

 

きっと

今みんな必死になって

情報を集めたり

人の顔色うかがったり

周りに好かれるような自分を

演出したりしてるのって

やり直しできる確信がないから

 

やり直しできるって

わかっていれば

もう少し

安心して失敗できる。

 

そう思います4283389

 

 

映画では

全員校長先生に呼ばれて

校長室で

やり直しの仕方を考えて

自分の口で言って

もう一度教室や地域で

トライできます。

 

障がいあるなし

関係ありません。

 

みんな

校長先生に

「○○したのはダメ!」

「△△したのはえらい!」

「どうしたいの?!」

「どうしたらいいの?!」

同じように聞かれて

自分の言葉で答えます。

 

そして

「もっかいやっておいで」

と送り出されます。

 

 

だから、全員が

1つになって

「同じクラスの仲間のために

自分の力を

最大限まで伸ばす。」

 

「昨日の自分より

一歩でも

成長する」

 

「困っているクラスメイトに

できることを

考えてやってみる」

 

こういうことが

できるんです。

 

教師と生徒が

あんなに真剣に

全国学力調査に

取り組む姿を初めて見ました。

 

 

私は

障がいがあるから

しょうがないなんて

思いません。

 

「今、その時期じゃないから待とう」

とは

思います。

 

 

その子が

自分の力を伸ばすために

言わんといけんことは

ちゃんと言う。

 

考えられるように

良いときも

悪いときも

そばにいて

見て

声をかける。

 

 

それが

どんな子どもにも

必要な

大人の態度だと

あらためて

感じました。

 

だから、

必要以上に

助けすぎるのは

結局のところ

差別しているのと

同じです!

 

必要以上に

手出し、口出しする親は

自分の子どもを

周りの子どもと

同じにしたいと

言いながら

差別しているのです。

 

 

 

私は学校が好きです。

 

 

多くの子どもに学校で

たくさんの

自分をみつけてほしいと

思っています。

 

自分の力を

自分で伸ばして

全体の力が

それでアップしていく。

 

そんな学校が

もっともっと

増えるために

私は一人ひとりを

元気にして

自信をつける手伝いをして

社会に貢献できる子どもを

増やしていきたいと

そう思いました。

 

今日も読んでいただきありがとうございます(*´ω`*)

 

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